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コミュニケーション・トレーナー&マイム・アーティスト
荒木シゲル

2014.07.02

正しい謝罪の仕方

ちょっとインパクトのある事件が話題になっています。

兵庫県議の野々村氏が日帰りの出張を年に195回もしていたとして
300万円以上も支出していたとか。

問題なのは事件そのものではなくて釈明?謝罪会見の模様です。
そのニュース映像などいろいろな所で見れると思いますので映像や画像は載せませんが、
インパクトがありますよね。

確かにこんなに頻繁に日帰り出張していたのは不自然なのですが

それはそれはおいといて…

謝罪会見としてはあまり適切ではないと多くの人は思ったのではないでしょうか。

謝罪が下手?というのも変な話ですが、つまりそういうことだと思います。

それはなぜでしょうか?

「子供が叱られているみたいだ。」

という印象を持った方も多いと思いますが、
これはステイタスに関係していると思います。

結論を言いますと
謝罪会見をする時には、ステイタスは高くなければいけないわけです。

大人が何か業務上ミスを犯したということで会見するのであれば
程度に関わらず、見る側はそれなりの高いステイタスを期待します。

そうしなければその不祥事に対して
「真剣に考えていない」
「反省していない」
「うそをついている」
といった印象を人に与えてしまいます。

姿勢をまっすぐにして、儀式のように
「申し訳ありませんでした」とはっきり言いながら
腰からまっすぐに上半身を倒し10秒程度静止する

よくテレビで見るあの動作が必要です。
とにかく一種の儀式のようにすることが大事なのだと思います。

それにしても、この謝罪の儀式は
通常誰かが指導するものなのか前から気になっています。
謝罪会見コンサルタント?
もしかしたらそういう職業があるのかもしれません。
(やってみようかな。)

少し前のものになりますが、ダイヤモンドオンラインにこんな記事を見つけました。
参考になりますね~。