非言語コミュニケーションとパントマイム・荒木シゲル公式サイト

  • 荒木シゲル公式Twitter
  • 荒木シゲル著「伝わり方が劇的に変わる!しぐさの技術」Facebookページ
  • 荒木シゲル公式youTubeページ

コミュニケーション・トレーナー&マイム・アーティスト
荒木シゲル

2018.02.13

ほっぺたピースに変わるポーズ

写真を撮られるときに

“頬に手を付けてピーズサインすると可愛く見える”

と最初に発見した人は誰なんでしょうか。

個人的に少なからず嫉妬を覚えていますが、

日々自分でも「使えるしぐさ」を研究中です。

そろそろこれに変わる新ポーズを考案しなければ!

 

ところで「裏ピース」ってありますよね、手の甲の側を見せて2本指を立てるポーズ。

これはイギリスではNGのポーズなんですよね。

たぶんイギリスに住んだことがある方なら誰でも知っていることだと思いますが、

なぜかイギリス国外ではそれほど普及していないです。

でもイギリスで学生がうっかりこのポーズをすると、校長先生に呼ばれたり下手をしたら学校を退学になってしまうくらい重大な、「悪いポーズ」なんです。

ご興味があったら「裏ピース」や「逆ピース」で画像検索してみてください。女子高生の写真に交じって70年代のイギリスのパンクバンドの画像がたくさん出てくるはずです。これは彼らがカワイイポーズをとっていた訳ではなくて、反抗的な精神を表していたんですね。

このポーズの発祥は、意外にもフランスとの戦争にある、と聞いたことがあります。

昔(中世の頃?)イギリスとフランスは海を挟んで頻繁戦争をしたんですが、フランス軍はイギリス兵を捕えると弓が引けないように人差し指と中指を切断したそうなんです。

なんで、それに反抗する意味で、

切れるもんなら切ってみろ!

と相手を威嚇するような意味でするようになったポーズなんだとか。

本当なんでしょうか。確かに昔そう聞いたのですが、信じるか信じないかは貴方しだい…。(笑