先月、「インプロ(原題”IMPRO”)」という演劇書の日本語訳が出版されました。
個人的にはとても感慨深いものがあります。
いわゆる即興演劇に関する書籍なのですが、私の師であるデズモンド・ジョーンズも著者であるキース・ジョンストン氏のカンパニーに在籍していたこともあり、学生時代かなり息のかかったトレーニングを受けました。
デズモンド・ジョーンズ以外にもジョンストン氏の教え子たちが現在もイギリス国内外で多く演劇教育に関わっていて、大きな影響を与えた本であることは確かです。
今日久しぶりに自分の持っている英語版の“IMPRO”を開いてみました。
私がワークショップでよく紹介する“ステイタス”もこの本に紹介されていますし、日々驚きと発見に満ちていた当時のことを少し思い出しました。
また翻訳されたのが三輪えり花さんというのも不思議なご縁を感じます。
イギリス在住中、三輪さんの演出された舞台に出演させてもらった経験があるのです。
日本語版、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。